1月頃にバンクシーのネズミの絵では?という落書きが発見され話題になりました。その絵がついに東京都庁で公開になりましたね。
あれから数ヶ月、さまざまな憶測がでましたが、結局あの絵は本物だったのか偽物だったのか白黒つけたいと思います。
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東京都庁でバンクシー?の絵を公開。公開日はいつまで?
公開日、都庁へのアクセスなどは以下の通りです。
・公開日2019年4月25日〜5月8日
・会場:東京都庁第一本庁舎2階
・住所:東京都新宿区西新宿2丁目8−1
・電話番号:03-5321-1111(代表)
・開館時間:9:30〜18:30(最終日〜14時)
出典:https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/19725
東京都庁のバンクシーの発見場所は?
ねずみの絵が発見された場所は、ゆりかもめ「日の出駅」周辺です。
場所はこちらの動画の28秒当たりから出て来ます。もっと海沿いあたりかな?と思ったんですが、思ったより駅の近くでこれは外さないと人が確実に集まってきますね。
都の対応もやむなしと言う感じです。
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東京都庁のバンクシーは本物・偽物どっち?
本題ですが結局あのネズミの絵はバンクシーの物なのでしょうか?都はその後「ほぼ本物」なんてい言っていますが、、
結論から言うと僕は偽物だと思います!
東京都庁のバンクシーは偽物派
そもそもバンクシーがあんなところに絵を書く必要があるの?という指摘が多いです。
バンクシーの作品にメッセージが込められていることが胆でそんなアーティストがあんな横道に絵を書くとは思えません。
しかも発見場所は駅の近くということで「意味の無さげな場所+書く時にリスクが高い」こととなります。
しかもあれだけ目立つところにあったにもかかわらず、あの絵は2000年ごろに書かれて、今まで話題にならなかったので放置していたなんてのもおかしいですよね。
それから左右反転してますが、2003年にほぼ同じ絵が青山のサクラ商会(クリーニング店)の横に描かれていたそうです。その時の画像がこちら。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13189385198
例え左右対称でもほぼ同じ作品を、しかもわずか3年ほどしか空いていないのにわざわざバンクシーが残すのか?という点が疑問ですよね。
東京都庁のバンクシーは本物派閥
バンクシーのホームページに彼が書いてきた絵の画像が載っているんですが、確かに今回のネズミの絵と思われる画像がアップされているんですよね。以下がホームページのものです。
さらにはとある方がこのホームページの絵と、東京都庁で公開されてる絵のデータを重ねてみたそうです。
すると完全一致!(情報出典:https://theartofbanksy.jp/banksy-tokyo-rat/)
となれば少なくとも今回見つかった絵とバンクシーがアップした絵は同じといういことになりますが、、、
ややこしくなったのでまとめると
・過去に似たような画像が日本の他の場所で見つかっている。(現在はビルが壊され見ることができない)
結論:偽物か本物か
そもそもなんで左右対称なのかって話ですよ。一方で青山のサクラ商会近辺にあったとされているネズミの絵はバンクシーのホームページにあったものと同じ方向。
個人的結論は青山のサクラ商会のものはバンクシーの絵で本物、そして今回日の出近くに出現し都庁で公開されているものは偽物だと思います。
恐らく東京都庁のものは彼のファンが本物を何らかの方法で型を取り、その型を使って版画のような原理で転載させたのではないかと思います。
色の禿げ方がバラバラで不自然ですよね。
となればバンクシーのホームページの絵と重ねると一致するというのも合点がいきます。
まああくまで個人的予想なので参考程度に。
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もう本物と結論出てますよ。
写真集では2003年となっていますが、2002年の来日時にバンクシーが残したもので、2012年に撮られた写真も残っています。写真集の107ページの写真を左右反転すれば、ビスの位置、地面のコンクリートのヒビもピッタリ符合します。意識的に左右反転させたか、フィルム写真でネガを左右反転で焼いたか、でしょう。2002年、2012年、2019年の写真を見比べれば、経年劣化で徐々に薄くなっているのが分かります。最初から薄いスプレーのムラの部分も、これもピッタリ一致します。