普段宮崎空港を利用していると必ずいつかは浮かぶ疑問。なんで宮崎空港の空港コードが「KMI」なのか。
飛行機の予約とかする時にかならず見るこの空港コード。どう考えても先頭のKはおかしいですよね???この文字列には一体どんな意味があるのか調べてみました!
スポンサーリンク
Contents
そもそも空港コードとは?
まずざっくりした空港コードの説明をすると、、世界中の1万もの空港に着けられた3文字の文字列になります。
なんか3桁だとすぐうまっちゃいそうですが、最低でもアルファベット25文字だとしても26×26×26で17576個なので後7000個くらいは余裕で行けそうですね。
また空港コードの特徴として、基本的にその空港がある都市などの名前が付いています。
代表的なのが「HKD=HAKODATE=はこだて=函館」や「NGS=NAGASAKI=ながさき=長崎空港」当たり。普通にローマ字読みで非常にわかりやすい設定となっています。だとしたらさらに「KMI」が腑に落ちなくなってきましたが、、、
宮崎空港がkmiなのはなぜ?
さて本題に入りましょう!なぜ宮崎空港の空港コードが「KMI」なのか。そこでよ~く空港コードの説明を調べてみると「早くに開港した空港には」という条件がありました。
さらに調べて行くとついに「KMI」の謎が判明!
実はこの先頭の「K」は「九州」のKらしいんです。もともと宮崎空港もMYZとかMZKにしたかったんですが、、、
他にもMから始まって妥当な文字列も空いていなかったため仕方なく先頭に何かつけることに。そこでつけられたのか九州を表す「K」だったんだとか。
やっぱり文字列のかっこ良さ的には「MYZ」が良かった気がしますが、、先に取られたのでは仕方ないか、、
宮崎が良いセンスしている件
というわけで一件落着と思いきや、、、もう少し空港コードを調べていると面白いことに気づきました。僕が普段宮崎空港の次に使用しているのが鹿児島空港なんですが、、、鹿児島って空港コードが「KOJ」なんですよね~
K,OはわかるけどJってなんやねん!って思ったら「JAPAN」のJらしいです。実は他にも最初の2文字が都市を表して最後に「JAPAN」のJが入っている空港がたくさんあります。
どうも空港コードを決めるときに3文字で考えて先に取られていた場合2文字+「適当な文字」を最後に着けるのが監修らしいんです。
ここで思ったのが「宮崎だけ適当な文字を先頭に着けている件」。
世界中ちゃんと調べればまだこのパターンはあるかもしれませんが、僕が今ざっと見た感じだと頭につけちゃったのは宮崎だけ(笑)
別に「MYJ」とか「MZJ」とかでも問題はなかったと思うんですが、宮崎は本当に良いセンスしています。
スポンサーリンク
ブーゲンビリア空港の名前の由来は?
ついでなのでブーゲンビリア空港の名前の由来を調べてみました。
ブーゲンビリアと言っても確かに南国の花と言うイメージはあるも別に宮崎と関係はないような気がしますよね。この空港名そもそも公募で決まったようで、たくさんの候補の中から宮崎っぽいとものを選んだんだとか。
ブーゲンビリアについても現在はさほど関係ないものも、将来的にブーゲンビリアが普及するようにという将来へのメッセージが込められている様子。
一応意味的にはブーゲンビリア=熱帯=暖かい
・宮崎の温暖な気候
・人々の温和な心
・温かいおもてなしの精神
ということでつながっているみたいですね。
まあ県外の人からしてもイメージを連想しやすいので良いネーミングだと思います。
またその他面白いネーミングの空港を調べてみると、、、
・鳥取砂丘コナン空港
・米子鬼太郎空港
などキャラクター名が入っってしまっているものから、、、
・おいしい山形空港
・富山きときと空港
など明らかに無理矢理言葉を空港に入れ込んだところ、さらにはコスモポート種子島などそもそも「空港」と言う文字列が入っていない場所まで(笑)
昔は空港と言えば移動するために行く場所でしたが最近はエンターテインメント成分を入れることによって付加価値を狙い始めているということでしょうか。
まとめ
今回は以下2点について紹介していきました。
・宮崎空港の空港コードがKMIの理由
⇒MIYAZAKIの先頭に九州のKを付けた
・ブーゲンビリア空港の名前の由来
⇒「あたたかい」をテーマに将来的な願いが込められている
特に空港コードの件はいろいろな事情があると思いきや「先に取られた」という意外な理由だったのが驚きですね!